*

静かな対話

   

実家を離れてから二年半になるが

時が経てばたつほど父を敬う気持ちが増している。

 

母が存命のころは、彼女の個性とパワーが強すぎて

存在感を感じなかったが、

母がいなくなったら、あら父さんも個性的だったのね!となった。

彼は日々、進化していて

じわじわと自分に合ったコミュニティを着実に開拓中。

70歳を超えてもなおこんな風に人は個性を磨けるんなぁと

人生の先輩として勇気づけられます。

 

一緒に暮らしていたころは、そんな風に全く思えず

むしろ、粗ばかりが目についてしんどかった…

離れてみてはじめて大切さがわかるってほんとやな

 

まぁ、父とは事務所で週2回顔を合わすけれど

対面だと事務連絡程度。

 

 

しかし、ふっと話を聞いてほしくなり

電話やLINEなどして本音をやりとりする。

 

 

最近もモヤモヤっとすることがあったが

「人の好意を、ありがたく思えることが幸せで、

気持の反射板がありがたいと反応できないことが不幸せです。」

と返ってきて救われた。

“気持ちの反射板”て、これまた昭和なワードやな!

と心で突っ込みつつ、

“気持ちの反射板”、まいにち磨いとこ〜と思った次第。

↑伊吹百草ハーブテントする父

 

そういや、父、もうすぐ誕生日やなと

何か欲しいものあるのか聞いたら

「別に祝ってもらうような歳ではない」

と断られたので、

せめてマリリンモンロー風に

ハッピーバースディでも歌ってあげることにしよう。

え? いらん?

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はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通株式会社代表取締役社長・販促コピーライター。米国DMA公認ファンダメンタルマーケター。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪府高槻市で自営9年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。

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