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松久佳代さん(岐阜県揖斐郡/美容サロンオーナー)

      2021/08/06

女性のための起業塾(通称はたぼう塾)卒業生インタビュー

岐阜県揖斐郡にお住まいの温活美容研究家、松久佳代(まつひさ・かよ)さんをご紹介します。佳代さんは、20年勤めた旅行業界を退職後、2017年に美容サロン(ヘナ染めとメディカルアロマへな楽)を開業されました。

佳代さんのモットーは”衝動に逆らわず、まずやってみる”

開店当初は施術のみのメニューでしたが、やがて物販をスタートして軌道にのせ、法人化、卸売、オンライン販売と、起業家として着実に実績を積み上げてこられました。

2021年現在では、お客様の「美」だけでなく「心」にも寄り添うサービスも展開。そんな佳代さんに、起業までの道のりとこれからの夢についてお伺いしました。

温活美容研究家 松久佳代(まつひさかよ)

株式会社ゲッポウ代表取締役・冷えとり健康美サロン『へな楽』オーナー

小学生の頃から頭皮トラブルのため30代で薄毛になり発毛専門店へ。さらに白髪染めによるジアミンアレルギーにより再び薄毛の危機に直面する。その危機を救ってくれた『ヘナ』に感動し、20年勤めた旅行代理店を退職しヘナ染め専門店『へな楽』を2017年4月OPEN。そして運命ともいえる、霊峰伊吹山の生命力あふれるヨモギや野草たちとの出会いから、和のハーブ蒸気浴メーカー『株式会社ゲッポウ』を立ち上げ、全国のメーカーやサロンさまへ供給している。

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佳代さん、もともとは、どんなお仕事をしていたんですか?

新卒では金融機関に就職しました。5年働いたけど、ちょっと向いていなかったかもしれません。

私は三姉妹の長女で、職人の父に厳しく育てられました。決してうちは裕福ではなく、子供の頃から大学へは行けないと言われて、商業高校を出たんです。親に反抗するより敷いてくれたレールに進むのが一番と思い、親の顔色や周りの空気を読み、当たり障りのない様に過ごしてきました。親せきからの紹介もあり、迷うことなく地元の金融機関に就職しました。

ところが就職してみると仕事の内容と環境が閉鎖的で…。それを改善しようと上司に何を提案しても、「前と同じようにやってくれ」と言われるばかり。新人の意見なんて何を言っても聞いてくれない状況に違和感を抱くようになりました。

思えば学生時代、家でも外でも意見を押さえていた自分に、心のどこかで疑問を抱き続けていました。そんな中、高校三年生の時に体験した1か月のアメリカ短期留学が自分を変えてくれたんです。ホストマザーの「周りの目を気にすることなく、自分の意見をはっきり言いなさい」という言葉が大きかったですね。そのときの自己開示の快感がよみがえり、もっと自分を素直に表現できるところに移りたい! と金融機関を退職しました。

 

バックパックの旅に出てさらに自我が目覚めた

金融機関を退職後、2か月のバックパックの旅へ。本来の自分を取り戻すかの様に、フィンランドからギリシャまでヨーロッパを周遊しました。今のようにスマホがない時代、『地球の歩き方』を片手にとても楽しかったです。帰国してからは旅行代理店に就職し、二社で20年勤めました。旅行代理店での勤務はとても自分に向いていました。お客様のご希望を聞いて、自分が行った旅行先を提案するなど、やりがいにあふれていて。そんな自分がまさか旅行業界を去るとは当時は想像もつきませんでした。

 

ヘナに出会ったきっかけは?

実は小さい頃から私、髪と頭皮のトラブルに悩まされていました。旅行代理店で仕事をしつつ、30歳すぎからは更に深刻化しちゃって。お手洗いで、電気の光に当たる頭皮を鏡で見るたびに、おじさんの頭の光り方と一緒な自分の姿が嫌でイヤで…。

家族に内緒で発毛専門店に通うように。とにかく恥ずかしかった。まともに通ったら年間300万。とても高額なので、仕方なくホームケア中心の80万円半年コースに入会。こっそりと通い続けた結果、本当に生え始めたんです! でも白髪染めした途端、せっかく苦労して生やした髪がジアミンアレルギー反応で一気に抜け落ち、再び薄毛に…落ち込む日々。

また同じ繰り返しをするのが嫌で、別の方法を探していた時、『ヘナ』に出会ったんです。

 

ヘナ染めで白髪や頭皮トラブルを解決するお店をしたい! と思うように

半年間、発毛専門店に通った事で、育毛の基礎知識は習得済みでした。それをヘナに変えてからは、頭皮を傷めることなく髪が生えてくるようになったんです。今も部分的には少ないけれど、うまく隠せば気にならないほど生えています。こんなに髪が生えてくるのなら、頭皮のアレルギーに悩んでいる人たちの為にお店を作りたいと思うようになりました。

ヘナは、髪がとにかくキレイになります。艶が出て、まとまりがよくなり、しかも頭皮の調子が整う。嘘みたいなこんなに良いものを、みんなは知らない。悩んでいる人に対し伝えたい気持ちと同時に、これはビジネスに繋がる! と確信しました。産地であるインドにも行き、畑と加工場も見学してますますその思いは強まりました。

まだまだ旅行代理店をやめる気はありませんでしたが、いつかは…と、妄想の世界ではすでにお店の名前を「へな楽(へならく)」と決めていましたね。

 

開店するきっかけは?

何人かのお友だちに試したんです。材料代だけ頂いてね。そしたら「佳代ちゃん、これぜったい仕事にしたほうがいいよ、本気でお店つくって!」とみんなに言われてその気になって(笑)

もっちゃん(実母)も白髪染め目的で試しキレイに変身。周囲の方からの評判を呼びリピーターさんが少しずつ増えていきました。自宅のガレージを改装し、四畳半のホームサロンをスタート。やがて月30人の常連さんが来てくださるようになり、自分の手だけでは足らず、実母にもお店に出てもらって、旅行代理店とへな染めサロンと半々で働くようになりました。

 

お店を本格開業するために、起業塾(はたぼう塾)へ

お友達の紹介ではたぼうさんに2016年2月頃出会い、4月からの半年間、起業塾へ。岐阜から大阪まで月1回通いました。はたぼうさんから、「旅行会社をやめる期限を決め、本腰を入れてへな楽の経営を」とすすめられ、その年の12月ごろ旅行代理店を退社。自宅の本格的な改装を計画し、美容師さんを雇って、オーナーとして美容院を開業しました。

 

お店は珪藻土や無垢材など自然素材につつまれた心地いい空間ですね

はい、改装するにあたっては左官職人だった父親の力がとっても大きかったです。建物の壁はもちろん、駐車場の整備も。ほかにも地元の飛騨家具職人作成のドレッサーもあり、本物志向の“いい気が流れる場所”としてみなさんに褒めていただいています。

 

求人や集客はどうやってやったんですか?

最初の求人はブログでしました。今は自分と実母合わせて4人のスタッフで営業しています。そのうちの一人は元々お客様でした。アトピーの子供を持つ母親としてまだ若いのに意識が高く、こちらから声をかけたんです。

お客様もブログやインスタなどから来てくださいます。アレルギーや冷え症など、同じ悩みをかかえた方々が、県内だけでなくわざわざ北陸や関西から来られる方もいらっしゃいます。有料の広告は一度も出したことがありません。

 

塾を卒業したあとも、個別コンサルを受けてくださっていますね

はい、塾を卒業するときには、個別コンサルをお願いすることを決めていました。個人で経営する不安を、はたぼうさんが全て払拭してくれるんです。はたぼうさんは、マーケティングの実績はもちろん、人脈がすごいあるのが魅力、その時々に必要な方に繋いでいただけます。だからいてくれるだけで安心感があるし、キャラクターが色々おもしろいんです。長くいても心地が良いのが一番の理由です。 (ありがとうございます♡ byはたぼう)

サロン立ち上げから約4年経過。これまで、ヘナ染め以外のサービスメニュー開発(地元伊吹山の薬草をオリジナルブレンドしたよもぎ蒸しなど)、物販のスタート、卸売のスタートと拡販してきました。その都度都度、はたぼうさんに的確なアドバイスを受けながら、着実に利益を伸ばすことができました。今後はオンラインショップの本格始動、メンズ向けの開拓と、枠を広げていきたいと思っています。

また、お客様の心も温められたらと。現代社会では、体だけでなく心のバランスもくずれがち。いくら体をあの手この手で温めても、心が冷えたままではなかなか効果がでません。心の冷えとりとして、STR(素質適応理論)という四柱推命を軸にしたカウンセリングも行っています。

 

これからの夢はなんですか?

1つは、地元の霊峰伊吹山の薬草文化をお伝えできたらいいなと。信長の時代から、雪深い厳しい環境で手間暇かけて育ててくださっている農家さんたちとともに、和のハーブのすばらしさを発信し続けたいと思います。

もう1つは、へな楽のように心も体も整えてられるサロンが全国に、いや世界に増えたらと思います。職場でも家庭でも、女性が元気なコミュニティには笑顔があふれていますよね。女性の心と体の冷えを解消して、世界に笑顔の輪が広がったらいいなと思います。
(取材・文/西原芽ぐみ、編集/畠中陽子)

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佳代さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました。これからも、佳代さんらしさ全開のご活躍を応援いたします!

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はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通株式会社代表取締役社長・販促コピーライター。米国DMA公認ファンダメンタルマーケター。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪府高槻市で自営9年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。

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