幸せの記憶
以前、不眠解消セラピストの史ちゃんのフラワーセラピーを受けたときに、「人は誰でも視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感のなかでどれかが得意というのが決まっている」と教わりました。診断テストがなるほどその通りの結果で、
●カラーの先生:視覚 ●お料理の先生:味覚・触覚 ●アロマの先生:嗅覚 そして、●わたし:聴覚(言葉) という結果でした。人間って本能的に得意なことを活かせるようにできているんだなあ。
声、顔、思い出の順番に忘れるといいますが
たしかに過去の記憶を呼び出すとき、私は「音」がいちばんクリアかもしれません。よく、亡くなった方のことは 1.声、2.顔、3.
音で思い出す母との距離感
私の母は専業主婦で洋裁が得意な人でした。彼女の記憶といえば、ごつい裁ちハサミの「ジョーキジョーキ」という低い音。幼いころ住んでいた家は隣が公園で、母が型紙や生地を裁つ音を聞きながら、私はひとり公園で黙々と砂場遊び、窓ごしに時おり目を合わせたり手をふったり、そんな距離感で母の働く姿をみて育ってきました。
残念ながら彼女の洋裁の才能はさっぱり受け継がなかったのですが、同じハサミを使っていま私はDMサンプルなどの紙を切らせてもらっています。ジョーキジョーキ、よく切れる。この音なんか落ち着くなあ。あの時と同じように窓ごしに見守られている安心感を与えてくれます。
あら待ってたわよと白いカエル
さてお盆。けさ一番、お墓参りをしてきました。花入れをすすごうと水場でひっくり返したら、ピョコっとカエルさんご登場、しかも真っ白。あら突然変異でこんな白いのいるんやなあとしばらく遊んでもらいました(虫とかカエルまったく平気人間)。こんなところいたら干上がってしまいますよ~とちょっと移動していただいて、気持ちよく手を合わせてきました。
あとで調べたら白いカエルは神さまの御使いだそうで。いつもの窓越しの距離感で何か言ってくれてるのかもしれませんね。お母さんいつもありがとう、今日も思いっきり楽しみます。
はたぼう
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