コピーライターって”センス良く言葉にする人”じゃないんです。。。

わたくし、販促コピーライターという職業でして、
企業様、お店様が上手に広告するお手伝いをしています。

ふだん、お仕事のほとんどのやりとりは
電話、スカイプ、メール、フェイスブックグループなど
通信でしております。ビバ、インターネット!

が、クライアントさんのお店やオフィスに伺うと
やっぱり遠隔でやりとりするだけでは感じられない
さまざまな情報を仕入れることができます。

だから基本、現場におじゃますると、
遠隔に比べるとスーパーはかどっちゃいます。

・どんな立地か?、どんな外観か?
・店内のレイアウト?、棚や机の素材は?、整理の仕方は?
・スタッフさんの格好や表情やメイクや話し方はどんな?
・オーナーさんのPCはどこの?、ペットは?、どんな本好き?、愛用の文具は?
  ・
  ・
  ・

現場には情報がいっぱい!
といってもそんなにジロジロみず、
能面のような顔つきで淡々と脳内にインストールいたしやす。
(不気味ですか)

 

その後、淡々とおたずねします。

・なぜ、このビルにお店を出したのですか?
・なぜ、この商品を売りたいのですか?
・なぜ、猫が好きなのですか?
・なぜ、ここにテプラを貼っているのですか?

教えてーー

若干うざいですがそこをひとつグッとこらえていただき
その答えを少しずつつないで言葉化していくと、

クライアント様ご自身
「そうそう、前から私そう言いたかってん!」
というものができあがっていきます。うっしゃ!

これが遠隔だけですとなかなか難しくて…
ストライクな言葉化ができずお互いもやもやする羽目になります。
嗚呼、時間とお金が勿体ない。

遠隔だけでなく、間接もそうです。
ご紹介など間接的にいろいろと情報を教えていただいて、
「あとはプロだからなんかうまいこと言えるでしょ」
っていうのは違いまして(汗)

誤解がないようにお願いしたいんですが、
コピーライターってなんか”センス良くうまいことまとめる人”
みたいに思われるかもしれませんが、

実はそうじゃなくて、
コピーライターって”うまいこと取材できる人”
なんですよね。。。

情報を集めるのが得意、整理するのに慣れている人種です。
だからぜひ、現場に連れて行って活用してくださいね。
直接、お話し聞かせてくださいね。

そしたら、遠隔や間接より、数倍的確に
「そうそう、前から私そう言いたかってん!」に至りますー。
なにとぞ!

2015-10-17 18.27.39ではでは、きょうもあなたに
なにかいいことがたくさん起こりますように。
(この絵手紙はののやま先生作デス)

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はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通(はたつう)株式会社代表・マーケテイングプランナー。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪で自営14年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。
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