「選べる」ことがうれしい場合とストレスの場合と
朝起きてから寝るまで、私たちの生活は「選択」の連続!
何を食べる? 何を着る? どこへ行く?
生活が便利になるほど、文明が発達すればするほど、
選択肢が増えてありがたい反面、
「選ぶ」というストレスが生まれているような…
このジレンマはなにも昨今はじまったわけではなく、
ン千年の世界的テーマのようです。
「だから、言っておく。
自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、
また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。
命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではない
か。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。
あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、
寿命をわずかでも延ばすことができようか。
なぜ、衣服のことで思い悩むのか。
野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
働きもせず、紡ぎもしない。」
↑
聖書のマタイによる福音書にある有名な箇所。
(べつにクリスチャンではないです)
要は、【選択肢があったら人は悩んでしまうねん】
っていうのが世界人類の普遍的テーマやで、
ということが言いたいだけだす^^;
ここであなたの立場をひっくり返してイメージしてください。
日々のお仕事で、お客様に選択肢を提示するシーンがあるかと思います。
ご来店の方に商品やメニューをおすすめする。
「AかBかC、どちらがよろしいですか?」の並列提示
このように、お客様に選択肢をしめすのは一見親切です。
けれども同時に、
「1つ以外を無視するエネルギーをつかわせる」
ということも同時に認識しておいたほうがよいです。
(*”選ぶ楽しみ”を提供する、という考えもあるので、一概にはいえません^^)
ただ、接触回数が浅いとお客様のパーソナルデータがないので
1つを決めうちしようがないのも事実。
それがだんだんと親しくなるほど、
このお客様にはどれがぴったりか自ずと絞れてきますね。
「あなた様にはAがぴったりです! でもAがだめならBが次におすすめ」
といったように直列的に提示するのが、
お得意様には余計なエネルギーをつかわせずにすむので、親切ですね^^
逆からすると、「さすが常連の私のこと、わかってくれてるわ~」となります。
まとめますと
〇関係性が薄い→並列提示
◎関係性が濃い→直列提示
すべてに当てはまるわけではありませんが
なんとなーく意識してみると面白いですよん。
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