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明暗くっきり 有名百貨店のフェイスブックページ コピーライティング比較

      2019/11/22

こんにちは~

以前当ブログで、売れるコピーってつまりなんやねん?ということを超わかりやすくお伝えしました。で、わたくし的にはつまりこういうことです。


× お店のいいたいことばっかりを発信してしまうと、売れないですよ
〇 お客さんのしりたいことを発信していくと、売れますよ

というお話をしましたが、
きょうは具体的にいい例とよくない例を、関西の百貨店を例にとってみていただきたいとおもいます。

どのメディアに出ているコピーをみていこうかとおもいましたが、いま、お客さんの第一接触メディアはなんといってもスマートフォン。ですので、百貨店にとって最前線メディアと思われるフェイスブックページが、どうなっているかをご覧いただこうかと。今日は「阪急う〇だ」さんと「大阪タカ〇マヤ」さんの2つにしますね。


まず、X百貨店さんのフェイスブックページ、こんな感じ。
あるバッグを紹介しています。

ある1記事を展開したものです。ちょっと読んでみてください・・・

2階ハンドバッグ売り場からのお知らせです。<ブランド名>秋の新作バッグのご紹介です。人気のバレーバッグシリーズから今シーズンはメッセンジャー方が登場です。バレーボールのネットをリユースしたシリーズですが、ご要望の多かった斜め掛けバッグが実現しました・・・・・・・・

なんだろう・・・内容がはいってこない・・・のを実感いただけるのではないでしょうか?
この記事、なんで読む気がうせるのでしょう?

それはズバリ

お店さんがいいたいことしか言っていないから!!!

残念ですが、お客さんは素材とかどうでもいいんです。バレーボールのネットをリユースすることは面白くてエコだからいいことなんだけど、だからって買う理由にはならないでしょ? このバッグを使うと私はどうなるか、私のくらしがどう豊かになるかを知りたいだけだから。


一方、Y百貨店さんのフェイスブックページ、
こちらもあるバッグを紹介しています。ちょっと読んでみてください。

旅先で使いたいのは、軽くて、たっぷり入るオシャレなリュック、「ブランド名」で見つけたこちらは、とにかくポケットが多いのが魅力です!さらにヒモの部分を付け替えると、ショルダーや、ななめ掛けにもなっちゃうという万能くん。ファッションに合わせていろいろ変えられるのが嬉しいですよね。

おおおおおお!!!!!

お客さんが主語になっているコピーライティングとはこのことだ!!!お客語だ!!売れるコピー!!

「お客語」:お客さんがしりたいこと=お店さんが主語 =売れるコピー

さっきもいいましたが、素材とかどうてもいいんです。どういうシーンでどういうふうに自分のくらしに役立つのか、お客さんはそれを教えてほしいだけ。この場合は、旅先では便利な軽くてたっぷり入るバッグがほしいよね~それにちょうどこういうのがあるよ、と教えてくれています。すばらしい! 


あなたのお店のコピー、ちゃんとお客さんが主語になっているか?

◎「お店語」:お店さんがいいたいこと=お店さんが主語=売れないコピー
◎「お客語」:お客さんがしりたいこと=お店さんが主語 =売れるコピー

いまいちどチェックしてみてくださいね~!(^^)!

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はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通株式会社代表取締役社長・販促コピーライター。米国DMA公認ファンダメンタルマーケター。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪府高槻市で自営9年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。

 - ダイレクトマーケティング

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