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パーソナライズしてない販促は悲しい…

      2015/02/05

2014-09-16 21.12.00

こんにちは~ 

日ごろいろんなお店さんの販促のご相談を承ります。そして毎月、たくさんの販促物をお手伝いしています。どのチラシもどのHPも、どのダイレクトメールも、せっかく時間をさいてみていただくなら、ターゲット(お客さん)が役立つ&よろこぶような内容に! 毎月、オーナーさんといっしょに脳みそに汗たらたらさせながらかんがえています。そうしておつくりした販促物はほんとうに胸ときめきますし、お客さんとのあたたかーい交流がうまれます。


じぶんが作り手であるぶん逆に、私自身がイチ顧客としてうけとる販促物にはとても敏感になります。注目するのは、このお店(会社)、私がどんな人間かわかって送ってきてるんやろうか? という点。とりわけ、個人あてのメディアであるダイレクトメールと会員Eメールについてはきびしくみてしまいます。個人あてでわざわざ「山田花子様へ」と指名して送ってくれているからには、私に役に立つ、私がときめく内容じゃないといーやだ!


”パーソナライズ”という言葉をご存知でしょうか? マーケティング用語で、「あなたのお好みや購買履歴にあわせて最適化する」ことをいいます。平たく言うと、あなた好みの内容に編集しているか?です。そしてこのパーソナライズがうまくできているほど、販促物の効果は高くなります。逆に、できていないとチャンスを逃している。ここでわかりやすくするために、悪い例をあげます。


【あなた好みに編集(パーソナライズ)できていない残念な販促事例】

 ◎いつも「有明焼き海苔」しか買っていないのに、毎回食品、衣料、家具ふくめた数百ページの総合パンフレットを送ってくる大手通販
  
  残念ポイント:
   →膨大な商品情報のなかから「有明焼き海苔」のページをさがす手間おかしい
   →いまどき前回のお買い上げ情報が、申し込み用紙に印字されていないってどうよ

 ◎いつも「デザインケータイ」しか買っていないのに、興味のない機種情報を毎週メールしてくるケータイ社
  
  残念ポイント:
   →お客の好み全無視すぎ
   →そもそも業界全体が既存客より新規を優遇しすぎなのがバレバレ


お客さんのことをしっかり見ていないと、こういう残念なことが起こります…。
集客のために送ったつもりが逆に失客の機会になっているなんて、悲しすぎますね。じぶんのお店のお客さんがどんなお好みか?過去にどんなお買い物をされたか? きちんと把握されたうえで販売促進にとりくまれますように!!いまいちど点検なさってくださいね~

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はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通株式会社代表取締役社長・販促コピーライター。米国DMA公認ファンダメンタルマーケター。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪府高槻市で自営9年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。
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