*

2020年2月の読書サークル

   

こんにちは! はたぼうです。
今月も読書サークル開催しました~(梅田蔦屋書店にて)
前回のようすはこちら

新しいお仲間が来てくださり、さらに多様な場に。うれしい!ではさっそく、今日シェアした10冊をご紹介しましょう


『福袋』朝井まかて
(画像クリックでアマゾンへリンク)

本書は著者初の完全独立短編集です。
江戸時代の江戸を舞台に、この時代をこよなく愛する著者が描き出す、喜怒哀楽にあふれた庶民の物語。
その日暮らしの気楽さ、商売のさまざま、歌舞伎の流儀、祭の熱気、男女の仲……。
生き生きとした暮らしの賑やかさ、大都会だった江戸の町の日常の騒ぎを、実力折り紙付き、今もっとも新作が待たれる時代小説家が、興趣豊かに綴ります。

『心なごむ日本の橋』平野 暉雄 
(画像クリックでアマゾンへリンク)

日本の橋はこんなにも美しい―。
橋の専門家である著者が、全国を巡り、
一つひとつの橋が最も美しく見える瞬間を捉えた、珠玉の写真集。

令和の時代にも遺したい。
日本全国に架けられた81景の橋を収録。
山口県・錦帯橋、熊本県・通潤橋、京都府・渡月橋、栃木県・日光二荒山神社神橋、
東京都・皇居正門石橋、北海道・タウシュベツ川橋梁、島根県・松江大橋、徳島県・かずら橋など。

※なんとなんと参加者さまのお父上!
「橋」への愛が写真からあふれている一冊でした。
ぜひご覧になってください。

『ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない』大塚 玲子
(画像クリックでアマゾンへリンク)

東洋経済オンラインの人気連載
「おとなたちには、わからない。」書籍化企画!!

離婚家庭、同性カップル、非配偶者間人工授精(AID)など生殖医療で生まれた子……。
現代の家族の形は「多様化」しています。
父親と母親と子どもの組み合わせが「ふつう」だった時代は終わり。
では、それで生まれ育った子どもの気持ちはどうでしょうか?
本企画は両親の離婚、LGBT、虐待など
なかなか他人に話せないけれど、意外と当事者の多い問題について
かつての子どもだった当事者に取材をし、具体的な事例を紹介する一冊。
『MINIATURE TRIP IN JAPAN (日本語) 単行本 』田中 達也 
(画像クリックでアマゾンへリンク)

Instagramのフォロワー200万人を抱えるミニチュア写真家の田中達也氏。自身のSNS「MINIATURE CALENDAR」で1日1点公開している作品は、身近な日用品を全く別の何かに見立てたユーモアたっぷりのアートとなっています。そんな田中氏の数ある作品の中から日本らしさを感じさせる風景や物、食べ物をだけをセレクトし、1冊の写真集にまとめました。ふだんの暮らしの中にある身近なもので表現した日本の魅力を堪能してください!


『私の夢まで、会いに来てくれた —— 3.11 亡き人とのそれから』金菱清(ゼミナール) 
(画像クリックでアマゾンへリンク)


社会学者・金菱清がゼミ生とともに、東日本大震災で身近な存在を亡くした人々の夢を記録した。

夢の中で死者たちは、死に際の様子を教えたり、悲しみにふけってばかりいる家族を励ましたり活を入れたりする。夢には震災前の何気ない姿で見えることも、震災後の成長した姿で現れることもある。語り手の話からは、彼らがこの7年間死者を切り捨てることなく、日々の暮らしの中でどのように亡き人と向き合ってきたかがしみじみと伝わる。

夢記録である意義はここにある。夢は過去から未来への線的な時間の流れを無化し、亡き人が現在にも、未来にも存在できるようにするのだ。だが、未来にだけ主眼が置かれた復興の過程では、死者が排除される。そのことが遺族を再び傷つける。復興の在り方を再考する機会にしてほしい。


『風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)』原田 マハ
(画像クリックでアマゾンへリンク)

美術(アート)という名のタイムカプセルが、いま、開かれる――。
日本が誇る名画『風神雷神図屏風』を軸に、海を越え、時代を超えて紡がれる奇跡の物語!

20××年秋、京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンと名乗る男が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてその中に記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった――。

織田信長への謁見、狩野永徳との出会い、宣教師ヴァリニャーノとの旅路……
天才少年絵師・俵屋宗達が、イタリア・ルネサンスを体験する!?
アートに満ちた壮大な冒険物語!
内容(「BOOK」データベースより)

『きもの』幸田文
(画像クリックでアマゾンへリンク)

生活にたゆたうこころの機微を、
自らの来し方と重ね合わせて描いた最後の長編。

明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまできものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、“着る”ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の知恵は、関東大震災に遭っていよいよ重みを増す。大正期の女の半生をきものに寄せて描いた自伝的作品。著者の死後出版された、最後の長編小説。

『ちいさいぶつぞうおおきいぶつぞう』はな
(画像クリックでアマゾンへリンク)

英語とフランス語が堪能なモデル・はなは、知る人ぞ知る「仏像マニア」。アイドルよりも、仏像のブロマイドを見てはドキドキ、理想のタイプである東寺の帝釈天さまと旅する自分を妄想してはニヤニヤ…。大学で美術史を専攻して以来、ずっと持ち続けている仏像への恋心。はなから、仏像さまへの熱い熱いラブレターを一挙公開。

『原由美子のきもの上手 染と織』原由美子
(画像クリックでアマゾンへリンク)

帯合わせ、小物の色選び、季節を楽しむ洒落小紋、モダンに着こなす江戸小紋、清楚で粋な大島紬、デニム感覚で纏う木綿のきもの、一本は持っておきたい黒い帯…。スタイリストの先駆者が再び伝えたい、きものの楽しみ。

『身体知-身体が教えてくれること』内田 樹 、 三砂 ちづる
(画像クリックでアマゾンへリンク)

女は出産、男は武道!?危険や気配を察したり、場の空気を読んだり。身体に向き合うことでもたらされる、そんな「知性」を鍛えよう。

 

以上の10冊でした。


ああ今月も脳内リフレッシュした…

たった2時間ですが、
たっぷり2泊3日したぐらいの非日常感を味わえています。

まったく、本の中は自由ですね、国境も時代も価値観も超えて
どこにでも飛ぶことができます。
つぎはどこへ行こうかなあ…!


よかったら一緒に本の旅に出かけましょう^^
単発でもOKですのでお気楽にご参加くださ~い
次回は3/14土ですよ 参加費はとくにありません。

The following two tabs change content below.
アバター画像

はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通株式会社代表取締役社長・販促コピーライター。米国DMA公認ファンダメンタルマーケター。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪府高槻市で自営9年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。

 - 塾・イベント・コンサルのこと

お役に立てたらシェアしていただけると嬉しいです!
このエントリーをはてなブックマークに追加LINEで送る
SNSのフォローはこちら!

  関連記事