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SNS時代にあえてDM活用をおすすめする理由

   

postman_jitensyaあなたのお店では、ダイレクトメールを活用されていますか? 広告主のあなたにとっては、いまどき不便きわまりない広告ツールだといえます。なぜって、EメールやSNSに比べれば、■コスト数十倍以上高いし ■制作時間はかかるし ■誤植があってもやりなおしがきかないし と時代遅れ感満載です。


ただ、あえてそれでもDMを送ったほうがいい理由を3つ、わたくし独自の視点でお伝えします。その3つとは

1.お店の品格があがる
2.お客様ひとりひとりを大切にできる
3.より深い理解をしてもらえる

です。それぞれについてご説明しますね。


1.お店の品格があがる(「間」の重要性)

たとえば、あなたのお店にはじめてのお客様がいらしたとします。そのお礼をSNSのメッセンジャーで送るのと手紙とではどう違ってくるでしょうか? SNSは即時性があっていいですね。一方で距離感が近すぎます。”既読”表示なんて、なかなかのプレッシャーですよね。手紙だと、送った日と受け取った日のあいだにちょうどいい「間」があります。この静かな対話が、お店の品格をあげてくれます。


2.お客様ひとりひとりを大切にできる(パーソナライズ)

DMがメディアとして優れている点は、相手に合わせて内容を変えられるところです。先月はじめてきたお客さん、10年来のおなじみさん、近くの方、遠くの方、それぞれの方に合わせて違ったメッセージを添えることができます。こうした分類ができる唯一のメディアがDM。それぞれのお客様にひびくメッセージを送ることで、費用対効果をあげることができます。


3.より深い理解をしてもらえる(紙とディスプレイ)

おもしろい脳科学実験結果があります。トッパン・フォームズさんが2013年に実施した脳科学実験によると、「同じ情報であっても紙媒体(反射光)とディスプレイ(透過光)で、脳がまったく異なる反応を示す」ことがわかっています。「具体的には、紙媒体の方が脳内の情報を理解しようとする箇所(前頭前皮質)の反応が強く、ディスプレイよりも紙媒体の方が情報を理解させるのに優れている」ことが確認されました。つまりネットよりDMでお届けしたほうが効果的、ということです。


以上、いかがでしょうか?
DMは実に、お金も時間も手間もかかる時代遅れな媒体かもしれません。しかしながら、その不便さを味方につければ、いいことばかりの最強のツールです。あなたのお店でもご活用されてはいかがでしょうか?

 

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はたぼう

販促コピーライター・代表取締役畠通株式会社
畠通株式会社代表取締役社長・販促コピーライター。米国DMA公認ファンダメンタルマーケター。京都市上京区にて印刷会社の営業職を7年経て大阪府高槻市で自営9年目。日本郵便主催第29回全日本DM大賞プログレッシブ賞受賞(2015)・第30回全日本DM大賞銀賞・日本郵便特別賞受賞(2016)・第31回全日本DM大賞入賞(2017)・全日本DM大賞二次審査委員(2020)。同志社大学法学部卒。
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