9月12日読書サークルレポート
おはようございますはたぼうです。新涼ですね。駅の階段も軽やかに上れました。
自転車も最高です。大阪市内の移動でときどきシェアバイク(色んなとこで乗り捨てできる自転車)使うんですが、昨日は2回借りて2回とも29分で返却、イェーイ! 最初の30分が150円で以降30分ごとに100円課金されるので、30分以内で返却できると小さな達成感があります。あ、ちょっとこけて右ひざのズボン破れましたが。こんなことあるんですね。気をつけよう。そしてかけつぎしよう。
さて、先週の土曜は読書サークルでした。さくっとレポート!
●先月のレポートはこちら
リモートとリアルと併用。設置もこなれてきました。今回は私ふくめ3人、ゆったりと進行しましたよ~
林ちひろは、中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族のかたちを歪めていく…。
※最近、芦田愛菜ちゃん主演で映画が公開されたようですね。誰でも「あやしい宗教」にすがりたくなる気持ちやハマってしまう可能性、あるよなぁ…
『海が見える家』はらだみずき
苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
※「苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。」ってめっちゃ私と同じやん。聞いてたらサーフィンやってみたくなりました。え?似合わない?? 起業のお話しとして読んでみようかな
『山口蓬春~新日本画の世界~』
先日訪れた美術館で買ってきた画集です。名声を得てもなお、それまでの画風をバッサリ捨てて全く新たな表現にチャレンジし続けた変遷がみられてすごく良かったのでご紹介しました。挑みつづける人、好き~
『聴竹居 藤井厚二の木造モダニズム建築』
昭和の初め、“実験住宅”と称した家を何棟も建て、住み心地を検証し続けた建築家・藤井厚二。「聴竹居(ちょうちくきょ)」は1928年(昭和3)、藤井が自邸として京都・大山崎の地に建てた最後の作品である。日本の気候風土、和洋を融合させた空間構成は絶妙で、日本の住宅の理想形を実現した建築と認められるが、長らく知る人ぞ知る存在であった。本書はその全貌を克明に紹介、加えて八木邸など藤井が残した他の建築も網羅的に追う。
※わたしが住みたい家について勝手に熱く語らせていただきました。もう10年後には聴竹居そっくりの家に住んでるねん (言霊)
夫に先立たれた麻緒、32歳。
自らも死ぬ準備をするため“死に装束を縫う洋裁教室”に通い始める。
20歳の時に気に入っていた服、15歳の頃に憧れていた服、自己紹介代わりの服…。
ミステリアスな先生による課題をこなす中で、麻緒の記憶の引き出しが開かれていく。
洋裁を通じてバラバラだった心を手繰り寄せた先に待つものは?
「本当の自分」と「これからの自分」を見つける、胸打つ傑作小説。
※既に読んでいた方がおられて、お二人でパートナーとの関係性についていろいろ語り合っておられて面白かったです。聞きながら私は(自分の”死に装束”づくりか~つくるの大変やけど買えたらいいな。遺言書作成セミナーと遺影の撮影とエンディングドレス、これセットにしたら売れそう。ランディングページにするなら…)とか妄想してたなんてとても言えない。
『どうかこの声が、あなたに届きますように』浅葉なつ
とある事情から地下アイドルを辞め、マスクを手放せなくなっていた奈々子は、ある日ラジオ局のディレクター黒木から、番組アシスタントにスカウトされる。初日の生放送は後に「伝説の十秒回」と呼ばれる神回となるが―。絶望を抱える中学生、子どものいない夫婦、切実な日々を生きるリスナーに、奈々子の声は響くだろうか。
※ラジオはマス媒体ではあるけど、ひとりひとりに一対一でかたりかける存在であるとパーソナリティの方が言って主人公が胸をうたれた、と言っていたような、うろ覚え…。DMといっしょだなあ。そのあと、ラジオを日常的に聞く習慣があるかどうか、という話になりました。ラジオ、好きで~す 事務所ではだいたいFM COCOLO流しっぱなし。
以上! レポートでした。書けた、ふう!
はたぼう
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